2008年11月02日

アメリカがくしゃみをすると‥

先週後半、和歌山、滋賀と出張で東京を離れていた。

出張が続き、ニュースや新聞をあまり詳しく見たり、読めたり

しなかったので、昨日は、ゆっくりと先週の出来事などを

振り返っていた。

相変わらず、株価は乱高下しているし、上場企業の企業業績も

21%減益になるなど、はっきりと景気後退している。

10月の株価の下落率(9月末比)の棒グラフをみていたら、

米国が、17%〜18%ぐらいの下げ率に比べ、

日本株は、24%近くまで、下げている。

インド、中国、ブラジル、ロシアといったいわゆるBRIC'Sは、

更に下落率が高い。ロシアは、35%を越えている。

直接的には、ヘッジファンドの換金売りなどで、

株からドル資金が引き上げているのが大きな理由だろうが、

金融($)をテコとして、世界全体が米国($)依存の経済構造に

なっていたことが、この下落率からもわかる。

以前よく、

「アメリカがくしゃみをすると、日本は風邪をひく」

と言われた。

金融のグローバル化に伴い、今回は、

「アメリカのインフルエンザで、世界がパンデミックになった」

ぐらいの影響の大きさだろう。

今回の米国(発)の金融危機は、構造が構造だけに、米国自身の

実体経済に与える影響(米国の景気後退)が、日本に限らず、

世界経済全体に同時に発生する点も特徴的だ。

根本的は治癒は、そうした構造全体を治して行くことが必要なのだろ

うが、時間のかかる治し方だ。

世界の金融当局は協調して、信用収縮を止めにはいる必要は、

今今の対策が緊急を要するからだ。

       ↓

       ↓

さて、

日銀は、0.2%の利下げを行ったが、効果の程はどうだろう?

日本政府も、内需拡大策として、減税や、高速道路の利用料引き下げ

等の政策を打ち出しているが、効き目はあるのだろうか?

       ↓

       ↓

       ↓

政府には、多少副作用があっても、効き目の高い

政策を打っていって欲しい。(解散なんてしている場合ではない)

もしかしたら、日本経済は新型ウィルスに罹患しているかも

知れないからだ。

ここ数年、ずっと景気は上昇し、戦後最長の好景気だといわれた。

今回の景気後退は、

「山高ければ、谷深し」といわれるように、長く、そして深く

なる可能性を秘めている。

国内需要を高める政策が、矢継ぎ早に必要だろう。

なぜならば、今足元に起きている発熱(円高・株安・景気後退)を

治療していくと同時に、

米国(経済・$)依存という構造から脱却していく

という長期療法も同時に行っていくことが求められるからだ。







posted by 成長企業プロデューサー 小松弘明 at 10:18| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(1) | 経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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