2008年11月29日

高知県の現状@

僕の手元に「産業振興計画 中間取りまとめ」というレポートがある。

尾崎知事に提言をした際に手渡されたものだ。

高知県の現状と振興策の方向性について取りまとめたレポートだ。

産業振興計画

以前、高知県の東京事務所のメンバーから、高知県の統計データを

説明してもらったときにも、暗澹たる気持ちになった。

このレポートにも、その一部が書かれている。

「高知県のHP」
http://www.pref.kochi.jp/

「見てみいや高知の統計」
http://www.pref.kochi.jp/~toukei/

「現状」というより、「惨状」に近い。
(レポートより抜粋することにする)

■一人当たり県民所得

本県は全国平均の約7割にすぎません。

・高知県  215万円(第46位)
・全国平均 304万円

■製造品出荷額等

本県は全国第46位。第45位の鳥取県の半分しかありません。

・第44位 島根県 1兆2015億円
・第45位 鳥取県 1兆1386億円
・第45位 高知県   5955億円

■県内総生産(産業別)

本県産業の総生産は10年間に約1500億円減少しています。

・第1次産業 489億円減少
(農業291億円 林業109億円 水産業89億円)
・第2次産業 2722億円減少
(建設業1765億円 製造業932億円)
・第3次産業 1706億円増加

■産業別就業者数

県内の就業者数は、10年間で総人口減少数(2万人)の約2倍に
あたる3.9万人の減少となっています。
・建設業9千人減 製造業1.5万人減

もう嫌になってくるのだが、更に深刻な点がある。

■有効求人倍率と新規高卒者の県外就職率

これまでは全国の景気動向に一定連動していたものが、この6年位
は全国と連動していません。

ここに全国的な回復の波に乗ることができない本県経済の構造的な問題
が見て取れます。

また、若年層ほど失業率の全国との差が大きく、活力の源である若者の
県外流出が続いています。

中山間地域では、耕作放棄地の増加や不在村所有者の増加による
農地や森林の荒廃が課題となっています。
     
       ↓
この文章の下にグラフがあるのだが、

平成20年の全国の有効求人倍率平均が0.84、

四国の平均が0.83に対し、

高知県は、なんと、0.47 なのである。

就職しようとしても半分はできない計算になる。

新規高卒者の県外就職率は、52%にも上るのだが、

それもやむを得ないのだろう。

ここまで書いて、来年に向けて日本全体の景気後退の影響を考えると、

胸につまるものがある。こんなデータを知るまでは‥

僕の両親は、まだ高知県に暮らしている。

僕も、ふるさとを出た“県外就職者”でもある。

今こそ、“県外”在住者のネットワークを再構築しなければ‥

そんな思いが、「知援隊」の活動へと駆り立てたのである。

「知援隊」についてのブログ 
http://kaicho.esm-ms.jp/article/109743695.html
http://kaicho.esm-ms.jp/article/109757821.html
http://kaicho.esm-ms.jp/article/109757821.html

Ts370083.jpg
(Freedom is not dead!)

一方で、そんなに悲観的にならなければならないのか?

“毎朝、日は昇る”のである。

高知には、一杯、たくさん、よいところがある。

あらためて自分のふるさとの良さも知ったのだ。

それは、また‥




※ちなみに、昨日のクイズの答えは、mです。
(メートル(m)は、ミリメートル(o)の1000倍)
posted by 成長企業プロデューサー 小松弘明 at 16:00| 東京 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 知援隊 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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