2008年12月03日

あきないA

昨日のつづき‥


「日本人の忘れ物2(文庫版)」62P

あきない 立ち戻りたい商業の原点

副題、“金もうけになってしまった商業”から‥

66P〜引用させて頂く。

『ところが今や、どうだろう。商業ということばに敬意をはらう人は極めて少ないのではないか。商業というと金もうけのことを指し、むしろいやしい事柄のようにさえ思われていないか。

ためしに辞書をひいてみたら、商業とは「商品の売買によって生産者と消費者との財貨の転換の媒介をし、利益を得ることを目的とする事業」とある。この後半の肥大がいちじるしい。』


利益を得ることだけが目的になった経済は、破綻してしまうことを、

今回の金融危機でまた、経験した。

これまでも何度も経験しながらも、踏みとどまれない愚が、

人の性(さが)でもあるのかもしれない。


日本人の忘れもの
日本人の忘れもの
posted with amazlet at 08.11.30
中西 進
ウエッジ
売り上げランキング: 157814


『しかしやはり基本は、物質の流通をより便宜にはかり、民衆の生活を安定させることが本当の商業であろう。

日本語では商業にあたることばは「あきない」という。このことばの中心は「あき」にある。「あき」とは飽き、空き、秋、明らか、ということばと仲間で、十分な状態をいう。

おたがい、ほしい物を手に入れて、十分に満足し合うことが、商行為だと考えたのではないか。

やはり中国本来の商業とも同じ、富本の行為が「あきない」だったのであろう。』


ところで、現代の営業論の中でも、

「Win−Win−No Deal」ということばがある。

本質は、世の東西・古今を問わない。

経営者の端くれとして、“あきない”“富本”“経世済民”の

ことばを深く心に刻もう。



posted by 成長企業プロデューサー 小松弘明 at 18:00| 東京 ☀| Comment(1) | TrackBack(0) | 経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
久々に貴兄のブログに遊びにきました。

「日本人の忘れもの」面白そうですね。
今日買って帰ります。

記憶違いでなければ、
誕生日おめでとう!
Posted by いっきゅう at 2008年12月04日 17:19
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック
blogram投票ボタン
blogramランキング参加中!
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。