2010年05月03日

村上春樹さんとジャズをくっつけて楽しもうF

僕の大好きなジャズグループに、「MJQ」という4人組がいる。

モダン・ジャズ・カルテットという。

ヴィブラフォン(木琴)のミルトジャクソンをリーダーとし、

ピアノはジョンルイス、ベースのパーシー・ヒース、ドラムの

コニ―・ケイの4人だ。

澄み切ったヴァイブの音と3人の調和が素晴らしく、

心落ち着けたいときなんかは、最適なグループだ。


ポートレイト・イン・ジャズ (新潮文庫)

ポートレイト・イン・ジャズ (新潮文庫)

  • 作者: 和田 誠
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2003/12/20
  • メディア: 文庫




の、p186〜少し引用させていただくと、

********************************僕が高校生だったころ、男性のファッションというと、なんといっても

アイヴィ・スタイルが全盛だった。というか、それ以外にはほとんど

選択肢がなかった。今でいうアメリカン・トラッドである。(中略)

当時ジャズミュージシャンといえば、みんなきたないなりをして、

クスリをやって、自堕落な生活を送っているという暗いイメージが

あったんだけれど、MJQの4人はブルックスブラザーズ風の揃いの

ダークスーツにびしっと身を包み、白いボタンダウン・シャツに、

シルクのネクタイをしめていた。鬚を小奇麗にトリムし、ハンサムで

インテリジェントだった。そして彼らのステージマナーは、大学の

先生みたいに物静かに抑制されたものだった。
*******************************

僕は、もちろん村上さんとちがい現実にそのステージや物腰を

見たわけではないのだが、ジャケットの写真や、その音そのものから

MJQの音楽性とスタイルが一致していることが感じられる。

英語でいう“スマート”という表現がぴったりなカルテットだ。

村上さんが紹介されているのは、このジャンゴという一枚。

ジャンゴ

ジャンゴ

  • アーティスト: ミルト・ジャクソン,ジョン・ルイス,パーシー・ヒース,ケニー・クラーク
  • 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック クラシック
  • 発売日: 2007/09/19
  • メディア: CD




ヨーロッパの古典の香りをジャズに吹き込んだのもMJQの特徴だ。

僕は、もちろんジャンゴは大好きだが、


コンコルド

コンコルド

  • アーティスト: ミルト・ジャクソン,ジョン・ルイス,パーシー・ヒース,コニー・ケイ
  • 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック クラシック
  • 発売日: 2007/09/19
  • メディア: CD




コンコルドが好きだ。同じテイストなので、両方聴き比べるのも

楽しいかもしれない。


余談ではあるが、僕の学生時代は「アメリカントラッド」が流行して

いた。就職後すぐは特に「背広」という語感がいやで、

友人は、「ブルックス・ブラザーズ」のブレザーを着たりしていた。

僕もご多分にもれず、アメリカントラッドがいいなとおもっていて、

当時付き合っていた家内と青山の「ブルックスブラザーズ」にブレザー

を買いにいったことがある。

ところが、当時の僕は今よりもパンパンに太っていて、どのブレザーも

あわない。店員にもっと大きなサイズを、と頼んだら、

「うちにはお客様に合うブレザーはございません」と真正面から

断られた。

今では、笑い話だが、その時は自分の体型を棚にあげ、

ずいぶんと腹をたてたことを思い出した。

ただ、今でも、僕がどんなにスマートになっても「ブルックス」では

ブレザーを買わないことだけは決めている。

僕をご存じの方はわかるだろうが、「ボタンダウンシャツ」の着用が多

いのは、僕が「アメリカントラッド」世代だからなのだ。

ブレザーではなく青山の紺のスーツの下ではあるが…(笑)


また。








posted by 成長企業プロデューサー 小松弘明 at 13:00| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | JAZZ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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