2010年05月06日

村上春樹さんとジャズをくっつけて楽しもうI

今回は、スタン・ゲッツ。

のっけから、「意味がなければスイングはない」の引用をさせて頂く。


意味がなければスイングはない (文春文庫)

意味がなければスイングはない (文春文庫)

  • 作者: 村上 春樹
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2008/12/04
  • メディア: 文庫




p102〜
『スタン・ゲッツは疑いの余地なく、天才的なテナーサックス奏者だった。彼は一切のプランを持たずに楽器を手に取り、行き当たりばったりで吹いた。そしてそれはほとんどの場合、そのまま天国的に美しい、
イマジティブな音楽になった。』

スタンゲッツには、どうしようもない習慣、いや、病気があった。

ヘロイン中毒なのだ(犯罪だが‥)。

今の時代ならば、ゆるされることはないだろうが、当時のアメリカ

では、多くのジャズマン(ミュージシャンといってもいいかも)が、

ジャンキーであり、そのままステージに上がっていた。

実際、逮捕され、刑務所にも行っている。

(全員が、ジャンキーだとは思わないで下さい、それは偏見です)

スタン・ゲッツは、強い中毒であったが、ステージに上がると、

一変し、お客を魅了する音とオーラをすばらしく発散していたらしい。

http://kaicho.esm-ms.jp/article/146267944.html
    ↑
このブログでも紹介した、ベーシストのビル・クロウさんは、

スタン・ゲッツグループに1952年から一年あまり所属しており、

「さよならバードランド」でもその様子を書かれている。

ところで、僕が大好きなスタン・ゲッツさんの一枚は、

「ゲッツ・ジルベルト」


ゲッツ/ジルベルト

ゲッツ/ジルベルト

  • アーティスト: アントニオ・カルロス・ジョビン,トミー・ウィリアムス,ミルトン・バナナ
  • 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック クラシック
  • 発売日: 2003/04/23
  • メディア: CD




ボサノバの定番中の定番といってもいい。

アントニオ・カルロス・ジョビンについて書き始めると長くなりすぎる

ので、ここでは省くが、ボサノバの父であり、神にちかい。

そのジョビンさんとゲッツさんが、最高のコラボレーションしている。

有名曲の「イパネマの娘」は、この演奏にかなうものはない、

と断言してしまおう。

この2人が、1960年代のボサノバ・ブームを巻き起こしたのだ。

スタンゲッツさんは、最後はガンと闘いながらステージに立ったと

いう。

村上さんの、本によると、

テナーサックスの巨星、楽聖は、晩年のインタヴューで、

こう話しているそうだ。


「ジャズというのはね、夜の音楽(night music)なんだ。」

posted by 成長企業プロデューサー 小松弘明 at 22:00| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | JAZZ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック
blogram投票ボタン
blogramランキング参加中!
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。