2011年11月30日

「会社のインナーマッスルの鍛え方」最終回

◆第13回

「イチロー」と「マリナーズ」の不思議な話し


今回で「会社のインナーマッスルの鍛え方」もいよいよ最終回。

私の拙い文章にお付き合い頂いたことを深く感謝致します。

おもに人材育成、とくに営業面に力点を置いて書いてきた。

それは「売れる」=「顧客からの支持」であり、

体系的に営業の考え方とやり方を継続して見直すことが顧客の支持に繋がり、

組織の発展に寄与することだと考えているからだ。

その取り組みの原動力は、経営以下全員の「人の力」にあり、人の成長=組織の発展だと確信している。

魅力的な組織づくりは、決してスーパーマンの集団ではなく、

「普通の人が普通に働いて普通以上の成果をあげる仕組み」

を継続的に運営できるかどうかにかかっており、

社員、株主、取引先等すべてのステークホルダーを幸せにすることを目的とするべきなのである。

20110503 GW鉢植え 034.JPG

大リーグを例にとってみよう。

ご存じマリナーズにはイチローという大打者がいるが、チームはここ10年優勝していない。

むしろ最下位が5回とチーム成績としては、ダメな部類にはいる。

イチローの努力や記録に対してケチをつける気は一切ないが、

ヒーローが一人いるだけでは結果は最大化しないという良い事例だ。

勝てないと結局ファンはがっかりするし、選手のやる気もあがらないという悪循環になる。

個々の力が強くても集団としての結果が上がらない理由は二つある。

第一に、組織は成功を得ることよりも失敗を避ける傾向が強い。

責任というあいまいな言葉にしばられ、失敗をさけて現状を維持・追認しがちだということだ。

第二点として、組織は協力しあう以上に競争しがちであるという点も忘れてはならない。

よく営業同士でノウハウや知恵の出し惜しみがあったりするのは、こうした点があるからだ。

敵は外にいて自分達の目標達成が目的なのに、組織内の壁が結果の最大化を阻害するのである。

企業は、自らが掲げた目標を達成すればよい。

20110503 GW鉢植え 028.JPG

ライバルとの競争はもちろん存在するが、プロスポーツほど厳しいわけではないだろう。

外部環境が厳しいといっても、どんな時代にも厳しさは存在するものだ。

危機感を持つことは重要だが、杞憂に踊らされる必要はないのである。

経営以下全員が各々の目標と目的を明確化し、現状に対しての健全な問題意識を持ちつつ、

仕事の進め方を常にシンプルでわかりやすく、誰でもが取り組めるものにする継続的な活動が、

「会社のインナーマッスルの鍛え方」なのである。


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上記は

フジサンケイビジネスアイのコラムに掲載された原稿に少し加筆修正したものです。

記事はこちら → http://www.innovations-i.com/focus/391.html 

定期購読はこちら ⇒ http://reader.sankei.co.jp/reader/fbiyearly/index.html

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posted by 成長企業プロデューサー 小松弘明 at 18:00| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 営業プロセスマネージメント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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