2006年07月21日

「分解」が見えてくる!

宋さんのメルマガのバックナンバーを読み返していたら、「分解」の本質を簡単に理解できるテーマがあった。

第21号(2005年4月22日配信)の「言葉から見る日本」だ。

是非、ご参考に。

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「言葉から見る日本」

日本ほど言葉に寛容な国はない。漢字でも英語でもドイツ語でも何でも取り込む。

フリーターが、英語とドイツ語の組み合わせであることは、最近知った。

また、漢字をオシャレ感覚で、独創的に組み合わせて使ったりもする。「共創」(共に創り出す)のような、意味深い造語には脱帽してしまう。

字の解釈も、かなり自由である。情報を「情けをもって報いる」と解釈するのには、さすがに絶句してしまった。

コトバノチカラ―ビジネスの見方が変わる故事成語
コトバノチカラ―ビジネスの見方が変わる故事成語

「分かる」という言葉をよく使う。なぜ「わかる」を「分かる」と書くのか不思議に思っていた。しかし先日、日本の友人から、「分かる」は「分けられる」の変形であると教えられた、目から鱗が落ちた。マネージメントにもよくあることだか、分からないのは、中身を分解していないから分からない、ということが多い。個々の事実と要素に分解すれば、分からないことは意外と少ない。

この発想で考えると、「解決」の意味深さも見えてくる。解決とは「分解して決める」と理解すれば、「精神論」と「結果論」に固持する古い管理手法が、本質を外しているということが分かる。

結果に至るまでのプロセスを分解し、一つひとつ具体的に決めて実行するのが、解決である。「やる気を出せ」や「結果を出せ」を口癖のように言う管理職は、何も解決していないことが分かる。

日本人は、何かを素早く学んで、さらにそれを発展させる才覚に長けている。しかも、本質まで理解したうえの応用である。華道、茶道、歌舞伎。源流といえば確かに大陸にあるが、大陸では消えたり、退化したりした文化が日本で素晴らしい進化と発展を成し遂げ、日本の固有文化となっている。この素晴らしい国民性は、言葉の使い方を見ると簡単に読み取ることができる。

しかし、物事には常に二面性がある。日本人の誰もが「本質を理解した上で発展させる」ことができるわけではない。本質を逸脱し、独善と自己満足に走る人もいる。「情報」はもともと、明治の「敵情報知」を短くした造語である。「敵の状態と動向を知らせる」という、極めて冷静で無機質な言葉である。ビジネスでいえば、「商談やプロジェクトの状況と進捗を知らせる」というところだ。

これを勝手に「情けをもって報いる」と解釈する人が、「どんぶり勘定」の精神論管理職にいる。

ソリューションという言葉も乱用されている。何も解決しないで、相変わらず箱物を売り付ける現象は、言葉の本質を忘れた証拠である。

日本の長所も短所も、日本の言葉から読み取れる。難しい経営スローガンを叫ぶよりも、業務における言葉の中身を社員と確認する方が、もっと効果的だと思うのは、私だけだろうか。

(バックナンバーより)

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posted by 成長企業プロデューサー 小松弘明 at 10:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 営業プロセスマネージメント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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