2006年10月16日

七田さんの北京レポート(復刻版)最終回

これは、宋さんのメールマガジン2005.9.27配信号に掲載されたものです。



バックナンバー第31号



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終わりに


何回かに分けて中国の状況を知るにつれ発見したことや認識が改まったことなどをレポートさせて頂きましたが、中国をよく知るということは逆に日本のことがよく判るということが多かった気がします。

やはり日本は少ないリソース、高コスト、平均的な集団の中で、如何に仕事をこなすかを研究してきた状況であり、それは日本のすばらしさでもありますが、他の国ではなかなか真似の出来ないもののように思います。

例えば日本の人口が10億以上になり、給与格差も拡大したら、おそらく中国と同じようなマネージメントになると思うので、日本の今の環境がそのような特殊性を生み出しているだけだと思います。

このような”属人的”ではなく”属国的”な管理になってしまっている点は、他国も含めたマネージメントの際には改善していく必要があると思います。つまり、中国だけを変えて全体効率を上げることは不可能で、やはり並行して日本側も変えて行かなければ全体効率へは繋がらないということです。この辺りはソフトブレーンが事業のプロセスマネージメントで提唱している概念と全く同じです。

現在、私どもはこれまでの当社での取り組みをマニュアル化し、メンテナンスを続けており、誰がやっても中国のマネージメントが出来るような仕組みづくりを作ろうと試みております。今年から本社では中国室を設立し、そのようなノウハウを中国へ進出されている企業、またはされようとしている企業の方への支援になるよう活動も始めました。又、パートナー企業と組んで、中国でのオフショア開発を事業として行うソフトブレーン・オフショア株式会社を設立します。10月25日には、東京で、中国でのオフショア開発についての講演を行います。

もちろん我々は中国に拠点があることを永遠の強みと考えてはおりません。真の強みはたとえ中国以外でも同様の拠点を作り、成功させられる仕組みとプロセスの整備だと考えております。

いずれ中国も人件費が高騰する日がくるかも知れません。そのときは東南アジア、中東、アフリカ、などに拠点が移るかもしれません。そのような時でもすぐに組織とプロセスの整備、無駄のないマネージメント体制が作れる仕組みを追求していくことが我々の思いであります。

このレポートが多少なりともの皆様の参考になればと思います。
ありがとうございました。

(終わり)

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posted by 成長企業プロデューサー 小松弘明 at 11:00| Comment(1) | TrackBack(0) | 「知道中国」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
これからの中国、すこし脅威ですね。
上海組も失脚するしいよいよ変わっていきますね。
昔、上海のかたに、私は中国の古典が好きで多数持っていますといったら、今の中国には、毛沢東が革命の時に集めて燃やしているので書籍はあまりないんです。と聞きました。共産主義はすごいと感じたのと、すこし残念でした。
Posted by 株式会社 21世紀企画 代表取締役 向 井 弘 at 2006年10月17日 09:31
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