によると、
家庭用のジャムと言えば“いちご”が代表選手だが、
10年前に、“ブルーベリー”が“マーマレード”を抜いて
“いちご”と人気を二分するそうだ。
ブルーベリージャムは、ヨーグルトとの相性がよく、目によい成分がふくまれるという点もブームになった要因。
おもしろいのは、家庭用のジャム市場はほぼ横ばいで、
イチゴジャムがブルーベリーに食われた形だが、
マーマレードは生産量に影響をうけていないそうだ。

(ハウスミカンはジャムにはもったいないなあ‥)
家庭用の市場は横ばいながらも、業務用ジャムもブルーベリー効果で生産量が増加しているそうだ。
ジャムの世界では、ブルーベリーという新たなカテゴリーが現れたことにより、 マーケット自体が拡大したと言える。
“健康”“ヨーグルト”という二つのキーワードに気付けば、
この変化を先取りできたのかもしれない。
話しは飛躍しすぎるかもしれないが、こうした話しは、
コア事業の見直しをする際なんかにも、役立つのかもしれないなあ。