2011年09月18日

2002年以降、国内製造業の約4万社が消滅


この記事をどう捉えるか?

約10年で4万件の製造業が消滅しているという事実。

自然淘汰という言葉があてはまるのか、経営努力不足なのか?

その原因については、正直言って僕にはわからない。

環境変化の事実に真正面から目を向けることが必要だ。

安易な楽観論も悲壮ただよう悲観論も今の日本には不要なような気がする。


記事は、こちら ↓
http://news.www.infoseek.co.jp/topics/business/n_bankruptcy3__20110916_3/story/itmedia20110915073enterprise/

「調査会社の帝国データバンクは9月15日、国内製造業の実態調査結果を発表した。2002年以降で約4万社が破産などにより消滅していることが明らかになった。同調査は、帝国データバンクの企業概要データベース「COSMOS2」(140万社収録)を基に2000年1〜12月期と2010年1〜12月期における国内製造業全体の売上高合計を集計し、その増減について分析を行った。破産、特別清算、休廃業・解散の各件数を集計した「消滅企業」の年別推移を見ると、毎年4000社前後の製造業が消滅しており、集計可能な2002年以降の累計で3万9872社に達する。」

元ネタはこちら ↓
http://www.tdb.co.jp/report/watching/press/p110907.html

国内製造業の「消滅」.jpg

ここ2年、僕の周りでも実際おきていることを書いておこう。

ある日、当社の営業支援ソフトを利用しているメーカーから、ソフトの使用停止の連絡があった。

中堅のメーカーさんで、300億規模の会社だ。

使用停止の理由をお聞きするため訪問させていただいた。

「主力の営業部隊を全員海外にシフトするので、国内の利用者がほんの数名になります」

製造拠点の空洞化は、誰でも想像できるが、実際には、中堅以上では、営業のシフトも水面下では

おきている。

先日、北京に行った時、ちょっとしたご縁があって、ある上場大企業の中国における責任者の方と

お話しをする機会があった。勉強不足だったので、厚顔無恥にダイレクトにお尋ねした。

「海外売上比率は何%ですか?」 「70%は超えてます。」「今度、四川にも工場を新設するんですよ」

まだまだある。

PM大の名古屋校には、ある大手のマテリアルメーカーの部長さんが参加されており、お話しをよく聞く。

大手自動車メーカーの担当の部長さんだが、国内の工場が二ヶ所稼働しておらず、大変な状況だそうだ。

「そういう状況だと、やはり工場の海外移転は検討されてますよね?」と僕。

「そうですね、当り前のように…」

「空洞化って仕方ないですね。部長も海外勤務なんてあるんですかね?」

「仕方ないですね、いつでも行く用意はしてますよ」

政治のごたごたはゴタゴタとして問題だが、そんなことに気を取られている場合ではないだろう。

中小企業であっても、いつでも海外にでる覚悟と、海外で戦う強みを磨かなければならないことが、

明確になっている。
ラベル:不況 製造業
posted by 成長企業プロデューサー 小松弘明 at 18:00| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年08月09日

衣食足りて…

「管子」牧民

「倉廩(そうりん)実(み)ちて則ち礼節を知り、衣食足りて則ち栄辱(えいじょく)を知る」

人は、物質的に不自由がなくなって、初めて礼儀に心を向ける余裕ができてくる。衣食足りて栄辱を知る。

今世紀は、礼節のない世界になるのか。

我が国だけが、こうした潮流にまきこまれないとは、考えない方が良い時代だ。

20110718 DL 061.JPG

「世界同時株安:断ち切れぬ負の連鎖 市場の空気重く」

http://mainichi.jp/select/biz/news/20110809k0000e020044000c.html

「ロンドンで若者が暴動、ソニー関連施設で大火災」

http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20110809-OYT1T00377.htm?from=main3

「ロンドン暴動、各地に拡大 五輪競技場近くでも略奪」

http://www.asahi.com/international/update/0809/TKY201108090131.html

「新興国で銀行貸出が鈍化=国際金融協会」

http://jp.wsj.com/Economy/Global-Economy/node_286785

「東証:5カ月ぶり9000円割れ 午前終値8694円安」

http://mainichi.jp/select/biz/news/20110809k0000e020004000c.html

「東証8700円割れ 400円超す下げ 円高進む」

http://www.asahi.com/business/update/0809/TKY201108090114.html





posted by 成長企業プロデューサー 小松弘明 at 23:00| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年04月12日

この頃、ちょっと気になったニュース

だから、どうってところまで、まだわからないが、メモがわりに

ブログにはりつけておくことを思いついた。


◆「反自粛ムードが徐々に拡大─消費が被災地救う」
http://jp.wsj.com/Japan/node_220125?mod=LatestCoBrand

◆「3月のマック、震災で減収=ワタミも来客2割減」
http://jp.wsj.com/Japan/Companies/node_219029

◆「JTの出荷停止でたばこ業界にまた逆風」
http://jp.wsj.com/Japan/Companies/node_219994

◆「揺らぐ世界のサプライチェーン―日本の大震災」
http://jp.wsj.com/Economy/node_209521

◆「「日本株式会社」すら海外目指す−大震災で部品調達困難に」
http://jp.wsj.com/Business-Companies/node_220027

◆「トウモロコシ価格上昇、当面継続の見込み」:題名のみ
http://jp.wsj.com/Finance-Markets/Heard-on-the-Street/node_220032

◆「「円キャリーで円安」は因果関係が逆、実態は投機−シティ・高島氏」
http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90900001&sid=aTAENQ2ukVxI






ラベル:ニュース
posted by 成長企業プロデューサー 小松弘明 at 19:00| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年02月12日

残高が問題なのではない、返済の道筋がみえないのが本当の問題なのだ。

『日本の公的債務残高が先進国の歴史上、最悪の水準に迫りつつある。IMFによると、地方も含む一般政府の債務残高は2009年にGDPの217%に達し、統計上1875年以降で最悪。債務が増え続けると、5年程度で第2次世界大戦直後の英国を抜き、先進国史上、最悪に陥る可能性』by 日経


この問題は、大きな問題だが、現在の残高が問題なのではない。

@残高が増え続けること(利息が元本に組み入れられること)
A返済のめど、道筋がみえないこと

の大きな二点かと思う。

通常の会社であれば、返済の道筋がみえなければ、銀行はお金を貸してくれない。
貸し手である銀行が貸出を抑制することで、企業は立ち直るきっかけを得ることもある。

公債のばあいは、借り換え債の発行という形で、金利部分を吸収する形で元本が増える仕組みになっている。
典型的な倒産への道筋だ。

借り手である国が何をすべきであるか、明白だし、貸し手である国民が何をすべきかも明白であろう。

エジプトは、革命がおこった。

日本には革命は似合わない。

でも、革命的な転換が必要な時は来ている。
ラベル:公債残高 GDP
posted by 成長企業プロデューサー 小松弘明 at 10:59| 東京 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年12月03日

あきないA

昨日のつづき‥


「日本人の忘れ物2(文庫版)」62P

あきない 立ち戻りたい商業の原点

副題、“金もうけになってしまった商業”から‥

66P〜引用させて頂く。

『ところが今や、どうだろう。商業ということばに敬意をはらう人は極めて少ないのではないか。商業というと金もうけのことを指し、むしろいやしい事柄のようにさえ思われていないか。

ためしに辞書をひいてみたら、商業とは「商品の売買によって生産者と消費者との財貨の転換の媒介をし、利益を得ることを目的とする事業」とある。この後半の肥大がいちじるしい。』


利益を得ることだけが目的になった経済は、破綻してしまうことを、

今回の金融危機でまた、経験した。

これまでも何度も経験しながらも、踏みとどまれない愚が、

人の性(さが)でもあるのかもしれない。


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『しかしやはり基本は、物質の流通をより便宜にはかり、民衆の生活を安定させることが本当の商業であろう。

日本語では商業にあたることばは「あきない」という。このことばの中心は「あき」にある。「あき」とは飽き、空き、秋、明らか、ということばと仲間で、十分な状態をいう。

おたがい、ほしい物を手に入れて、十分に満足し合うことが、商行為だと考えたのではないか。

やはり中国本来の商業とも同じ、富本の行為が「あきない」だったのであろう。』


ところで、現代の営業論の中でも、

「Win−Win−No Deal」ということばがある。

本質は、世の東西・古今を問わない。

経営者の端くれとして、“あきない”“富本”“経世済民”の

ことばを深く心に刻もう。

posted by 成長企業プロデューサー 小松弘明 at 18:00| 東京 ☀| Comment(1) | TrackBack(0) | 経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年12月02日

あきない@

昨日のつづき‥


「日本人の忘れ物2(文庫版)」62Pからの

あきない 立ち戻りたい商業の原点

という章には、副題がある。

“金もうけになってしまった商業”

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64P〜

『別に経済ということばがある。これは「経世済民」ということばを省略したといわれるし、「経済之道」といった熟語も中国で古くから使われてきた。「世を経(おさ)め、民を済(すく)う」ことが経済とよばれるものの趣旨であった。この経済の大きな武器のひとつがお金である。そもそも漢字の売(正しい字は賣)買はどちらも貝を書く。貝とはお金のことだ。一方日本では「うる」「かう」という。この「かう」方は品物と品物を代(か)えることだから、現物どうしでもいい。お金はいらない。ちなみに「うる」方は利益を得ることから出たことばだ。』

なるほど、

中西さんもその後に書かれているが、

日本では、お金をつかうことが遅れていた訳だ。
(未発達だったと書かれている)

今の日本は、どうだろうか?

更に引用させて頂く。

『経済と並んで商業ということばがある。これはどういう意味か。
紀元前十六世紀のころ、中国に商という国があった。殷という呼び名の方が通っているかもしれない。別名である。

そしてこの国の人は売買がとても上手だった。そこで商の国の人のやり方がとくべつに商業とよばれるようになった。つまり商の国が経世済民の術にたけ、富本のことに心を用いて政治をおこなったことが商業ということばのおこりだと考えられる。』

商のやり方に尊敬の念を払い、商の国に少しでも近づいて、

よい国をつくろう!

そんな志が、商業ということばにあるのだ。

つづきは、また明日‥


ラベル:資本主義 商業
posted by 成長企業プロデューサー 小松弘明 at 18:00| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年11月21日

毎朝日は昇る

金融危機で、まるでこの世の終わりかと思うような報道も多い。

トヨタ自動車が、73%の減益になりそうだ、なんて記事を読むと、

日本が沈没してしまうような沈痛な気持ちになってしまう

かもしれない。

ところがどっこい、である。

円高は、輸入企業にとって見れば追い風だし、

原油価格は、安くなった。


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203p〜(引用)

『毎日が新しき始まりである

毎朝毎朝世界は新しくつくられる

此処にあなたにとっての美しき希望がある 詩人 トライン』




それでは、よい週末を‥




posted by 成長企業プロデューサー 小松弘明 at 18:00| 東京 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年11月06日

大企業の定義

先日の続き‥

「数字力」養成クイズ―世の中が見える (中経の文庫 な 5-1)
「数字力」養成クイズ―世の中が見える (中経の文庫 な 5-1)

111p〜

Q、資本金1億円以上の企業の売上高が、

  全企業の売上高に占める割合は?

112p〜抜粋

2006年度の財務省「法人企業統計」では、

法人数は約274万社で、総売上は、1566兆4329億円。

うち、資本金1億円以上の法人は3万3357社で、売上高は、

852兆440億円に上る。

       ↓

約1.2%の企業で、54.4%の売上げを上げていることになる。


日本は、大企業で成り立っているのか?

ここに、従業員数も加味してみなければならない。

法務省統計局の平成16年事業所・企業統計調査
http://www.stat.go.jp/data/jigyou/2004/kakuhou/gaiyou/04.htm

によると、

従業員300人以上の事業所数は全体の0.2%で、

その従業員数は、11.9%に過ぎない。


SBS自身、ベンチャー企業であり、中小企業に他ならない。

SBSは、中堅・中小・ベンチャー企業特化型の営業支援会社だ。

そして、その理念は、

『日本の経営者とともに、営業上の課題を解決するために存在する』

である。

成長を夢見る多くのご経営者、その会社の従業員の方とともに

一緒に成長していきたいと思う。












posted by 成長企業プロデューサー 小松弘明 at 18:00| 東京 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年11月04日

中国がくしゃみをすると

先週、和歌山県、滋賀県と出張していた。

和歌山リビング新聞社の秦社長様、西田常務、秦本部長、木村部長、

大変お世話になりました。ありがとうございました。


ところで、

いつも、出張の時には売店で本を一冊買ってのりこむ。

今回は、これだ。

「数字力」養成クイズ―世の中が見える (中経の文庫 な 5-1)
「数字力」養成クイズ―世の中が見える (中経の文庫 な 5-1)

今回の金融危機以前のデータもあり、変化の著しい数字もあるが、

題名通り、「世の中が見え」て、おもしろい。

59p〜

現在の米国の貿易赤字に対する対日貿易赤字額の割合は、10.5%

で2位。代わって中国が32.4%も占めている。

60P〜

日本の貿易相手国としても中国は格別で、

全輸出額83兆9314億円のうち、12兆8390億円は

米国に次ぐ。

また、輸入額にいたっては73兆1359億円中、15兆355億円

で、シェア20.6%だ。


米国がくしゃみをすると、中国が風邪をひき、

中国がくしゃみをすると、日本もくしゃみをする関係だ。

ラベル:輸入 輸出 貿易 中国
posted by 成長企業プロデューサー 小松弘明 at 18:00| 東京 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年11月02日

アメリカがくしゃみをすると‥

先週後半、和歌山、滋賀と出張で東京を離れていた。

出張が続き、ニュースや新聞をあまり詳しく見たり、読めたり

しなかったので、昨日は、ゆっくりと先週の出来事などを

振り返っていた。

相変わらず、株価は乱高下しているし、上場企業の企業業績も

21%減益になるなど、はっきりと景気後退している。

10月の株価の下落率(9月末比)の棒グラフをみていたら、

米国が、17%〜18%ぐらいの下げ率に比べ、

日本株は、24%近くまで、下げている。

インド、中国、ブラジル、ロシアといったいわゆるBRIC'Sは、

更に下落率が高い。ロシアは、35%を越えている。

直接的には、ヘッジファンドの換金売りなどで、

株からドル資金が引き上げているのが大きな理由だろうが、

金融($)をテコとして、世界全体が米国($)依存の経済構造に

なっていたことが、この下落率からもわかる。

以前よく、

「アメリカがくしゃみをすると、日本は風邪をひく」

と言われた。

金融のグローバル化に伴い、今回は、

「アメリカのインフルエンザで、世界がパンデミックになった」

ぐらいの影響の大きさだろう。

今回の米国(発)の金融危機は、構造が構造だけに、米国自身の

実体経済に与える影響(米国の景気後退)が、日本に限らず、

世界経済全体に同時に発生する点も特徴的だ。

根本的は治癒は、そうした構造全体を治して行くことが必要なのだろ

うが、時間のかかる治し方だ。

世界の金融当局は協調して、信用収縮を止めにはいる必要は、

今今の対策が緊急を要するからだ。

       ↓

       ↓

さて、

日銀は、0.2%の利下げを行ったが、効果の程はどうだろう?

日本政府も、内需拡大策として、減税や、高速道路の利用料引き下げ

等の政策を打ち出しているが、効き目はあるのだろうか?

       ↓

       ↓

       ↓

政府には、多少副作用があっても、効き目の高い

政策を打っていって欲しい。(解散なんてしている場合ではない)

もしかしたら、日本経済は新型ウィルスに罹患しているかも

知れないからだ。

ここ数年、ずっと景気は上昇し、戦後最長の好景気だといわれた。

今回の景気後退は、

「山高ければ、谷深し」といわれるように、長く、そして深く

なる可能性を秘めている。

国内需要を高める政策が、矢継ぎ早に必要だろう。

なぜならば、今足元に起きている発熱(円高・株安・景気後退)を

治療していくと同時に、

米国(経済・$)依存という構造から脱却していく

という長期療法も同時に行っていくことが求められるからだ。







posted by 成長企業プロデューサー 小松弘明 at 10:18| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(1) | 経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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