2011年08月19日

エヴァンゲリオンのタイトルバック曲という説明がしっくりくるかな?


月を見ていると、時々悲しくなる。

青く澄み渡った月は、特にそうだ。



時に、オレンジ色になるときがある。

少し、不気味だったりする。

そんなとき、バックで流れていると…

そんなことより、

この曲は、エヴァンゲリオンのタイトルバック曲といった方が、しっくりするかもしれない。

僕の年で、エヴァンゲリオンのファンだというとよく笑われたり、

(同年代だと)不審がられたりするが、このアニメは、最高に面白い、と僕は思う。

来週金曜は、劇場版「破」が、日テレの金曜ロードショウで放映される。

劇場で見るのがちと恥ずかしかったので、見ていない。

来週の週末は早く帰れるといいな。

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posted by 成長企業プロデューサー 小松弘明 at 23:00| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | JAZZ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年06月29日

Smoke Gets In Your Eyes 〜 煙が目にしみる

この頃、WeeK Day 仕事から帰り、風呂からでると、

You Tubeで検索して、自分の好きなタイトルを捜し、I-PADで、

1曲、もしくは2曲くらい楽しんでから就寝するようになってきた。



休みの日は、極端な日は、丸一日JAZZ CDを鳴らしていることもあるくらいだけど、

Week Dayはそうはいかない。

CDをかけると、少なくても、40分くらいは聞き入ってしまうし、

かと言って、何も音楽がないのが、どうもさみしい。

若い方が、これを読んだら、「そんなの当たり前なYou Tubeの楽しみ方じゃん」なんて思うのかも

しれないが‥

(ひょっとしたら著作権???)というものが多いが、

JAZZプレーヤーの古い演奏画像があって、画像と両方楽しめるのは、楽しい。

音質は、決していいとは言えないが、そもそもJAZZは、悪いものが多いので、それほど、

気にならない。


ますます、時代は進みますね。


この曲は、「煙が目にしみる」というスタンダード中のスタンダード。

喫煙者だから、というわけでもないが、落ち着く1曲。


タグ:禁煙 喫煙
posted by 成長企業プロデューサー 小松弘明 at 23:00| 東京 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | JAZZ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年04月11日

震災被害の子らに楽器を! ジャズの故郷から「恩返し」−ニューオリンズからの贈り物

アメリカルイジアナ州ニューオーリンズにある有名ライブハウス、「ティピティナス」が、

東日本大震災で楽器などを失った宮城県気仙沼市の子どもジャズバンドに、

傘下の基金を通じて楽器購入資金1万1000ドル(約93万円)を寄付してくれたそうだ。

         ↓
http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2011041100542


「日本ルイアームストロング協会」の会長さんが、以前、「銃に代えて楽器を」と、

寄付した恩返しに今回のプレゼントとなったそうだ。

<ルイアームストロング>
250px-Louis_Armstrong_restored.jpg



ルイアームストロングに限らないが、当時のアメリカでは、演奏旅行で、白人と一緒のホテルには

泊まれなかったそうだ。そんな事はみじんも感じさせない、サッチモ。

スキャットという技法は、彼が始めたものだし、とても明るい彼はその人柄が愛されているという

面もある。


1967年にメガヒットとなった「この素晴らしき世界(What a Wonderful World)」は、

JAZZファンでなくても、CM曲でご存じの方も多いだろう。




震災後、ひたむきに復興している方々に対し、僕はどんな言葉もかけられない。

「がんばろう」も「ひとつになろう」も、被害を受けてない僕が発する言葉ではない。

ただ、音楽は(その人によって好みはあろうが)、癒しや勇気を皆に与えてくれるものだ。


被災した方も、してない方も、今後どんな困難が待ち受けていようと、

どんなにつらくても、「この素晴らしき世界(What a Wonderful World)」という

気持ちだけは、日本に暮らす皆の心に宿ることを願っている。



大震災から1ケ月。被災者の方に、この歌と共に黙とうをささげたい。
posted by 成長企業プロデューサー 小松弘明 at 19:00| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | JAZZ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年05月08日

村上春樹さんとジャズをくっつけて楽しもうK

やはり、最後は「帝王」で終わろう。

帝王といえば、マイルス・デイビスである。


ポートレイト・イン・ジャズ (新潮文庫)

では、p102から紹介されている。

ここでは、村上さんの文章は他と比べてより小説的で、物悲しい。


フォア & モア

フォア & モア

  • アーティスト: マイルス・デイビス
  • 出版社/メーカー: ソニーミュージックエンタテインメント
  • 発売日: 2005/08/24
  • メディア: CD




少しだけ引用させていただく。

『「フォア・アンド・モア」の中でのマイルズの演奏は、深く痛烈である。彼の設定したテンポは異様なばかりに速く、ほとんど喧嘩腰と言ってもいいくらいだ。トニー・ウィリアムズの刻む、白い三日月のように怜悧なリズムを背に受けながら、マイルズはその魔術の楔を、空間の目につく限りの隙間に容赦なくたたきこんでいく。彼は何も求めず、何も与えない。そこには求められるべき共感もなく、与えるべき癒しもない。』

まさに、その通りのアルバムなんだけれど、マイルスの音をこんなにも

見事に表現することは、村上さん以外誰もできないだろう。

その背景として、マイルスがやはり、圧倒的に魅力的なジャズミュージ

シャンであることも大きな理由でもあろう。

1991年に亡くなっているが、彼は、生涯その音楽を常に進化させ、

後ろを振り向くことはなかった。

古いファンからは、誤解される事があったかもしれないが、

彼は、立ち止まることなく前に進み続けた。

確か、ビル・クロウさんの「さよならバードランド」に書かれていた

が、晩年、若いミュージシャンがバップ(あるJAZZの形式)をやってく

れないかと頼んでも、マイルスは、頑として演奏しなかったそうだ。


僕が大学の3年生のときだったと思うが、東京公演が開催された。

最初の一曲目は、エアジンだったと思う。

アルバム的には、このアルバムぐらいのころだったと記憶する。

ザ・マン・ウィズ・ザ・ホーン

ザ・マン・ウィズ・ザ・ホーン

  • アーティスト: マイルス・デイヴィス,マーカス・ミラー,フェルトン・クルーズ,マイク・スターン,ビル・エバンス,サミー・フィゲロア,アル・フォスター,ロバート・アービング
  • 出版社/メーカー: ソニー・ミュージックレコーズ
  • 発売日: 2000/06/21
  • メディア: CD




マイルスが、足をひきづるような演奏であったことと、更に彼の音楽を

進化させようとしている過渡期だった(だろう)せいで、一部のファン

からは、不評だったような記憶がある。


初心者の方にお勧めするとすれば、カインド・オブ・ブルーである。

ジャズ自体を象徴する一枚と言っても過言ではない。


カインド・オブ・ブルー+1

カインド・オブ・ブルー+1

  • アーティスト: マイルス・デイビス
  • 出版社/メーカー: ソニー・ミュージックジャパンインターナショナル
  • 発売日: 2005/07/20
  • メディア: CD




1曲目の So What からガツンと魂がゆさぶられること間違いない。

ちなみに、ソーホワットは、マイルスの口癖だったそうだ。

帝王と言われたマイルスだが、帝王が帝王であるためには、

常に先頭を走る必要があったのかも知れないが、

ジャズという音楽を純粋に、深遠に追い続けただけだろうとも思う。

もう、「帝王」と呼ばれる人はあらわれないだろう。
posted by 成長企業プロデューサー 小松弘明 at 21:00| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | JAZZ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年05月07日

村上春樹さんとジャズをくっつけて楽しもうJ

残念ながら、

意味がなければスイングはない

にとりあげられているジャズメンは、3人しかいない。

シダー・ウォルトンさん、スタン・ゲッツさん、それに、

ウィントン・マルサリスさんだけだ。


Marsalis Standard Time, Vol.1

Marsalis Standard Time, Vol.1

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Sony BMG
  • 発売日: 1988/05/19
  • メディア: CD




ウィントン・マルサリスさんに対する村上さんの批評は、

退屈だ、と結構手厳しい。

なぜか、僕も、上記の1枚しかもっていない。でも、いい音だけどな。


ポートレイト・イン・ジャズ (新潮文庫)

ポートレイト・イン・ジャズ (新潮文庫)

  • 作者: 和田 誠
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2003/12/20
  • メディア: 文庫




という事で、また、「ポートレイト・イン・ジャズ」に戻るが、

僕が好きなピアノマンにオスカー・ピーターソンという人がいる。

アメリカ人ではなく、カナダのモントリオール出身だ。

『多作ではあるが平均点が高くて、失敗作と呼ぶべきものがあまり

見当たらない』と村上さんも書いている。その通りだと思う。

村上さんはリーダーアルバムで50枚以上もっているそうだ。

そういう点からもジャズ初心者の方にお勧めのピアノマンだと僕は

思っている。


プリーズ・リクエスト

プリーズ・リクエスト

  • アーティスト: オスカー・ピーターソン・トリオ
  • 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック クラシック
  • 発売日: 2003/04/23
  • メディア: CD






シェークスピア・フェスティヴァルのオスカー・ピータソン+2

シェークスピア・フェスティヴァルのオスカー・ピータソン+2

  • アーティスト: オスカー・ピーターソン,ハーブ・エリス,レイ・ブラウン
  • 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック クラシック
  • 発売日: 2010/01/27
  • メディア: CD





ナイト・トレイン

ナイト・トレイン

  • アーティスト: オスカー・ピーターソン・トリオ
  • 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック クラシック
  • 発売日: 2003/04/23
  • メディア: CD





ウエスト・サイド・ストーリー

ウエスト・サイド・ストーリー

  • アーティスト: オスカー・ピーターソン・トリオ
  • 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック クラシック
  • 発売日: 2003/05/21
  • メディア: CD




上記の4枚ぐらいから聞き始めるのがいいのではと思う。

といいながら‥

ちょっとアルバムタイトルが季節感がないが、

僕は、↓の「枯葉」がいちばん気に入っている。


枯葉

枯葉

  • アーティスト: オスカー・ピーターソン,ステファン・グラッペリ,ニールス・ペデルセン,ケニー・クラーク
  • 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック クラシック
  • 発売日: 2005/12/14
  • メディア: CD




ステファン・グラッペリという人はジャズ界では有名なバイオリニスト

で、ピーターソンさんの押さえ気味の音とうまくマッチしている。

秋に聴いてもらいたい1枚なのだ。

posted by 成長企業プロデューサー 小松弘明 at 22:00| 東京 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | JAZZ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年05月06日

村上春樹さんとジャズをくっつけて楽しもうI

今回は、スタン・ゲッツ。

のっけから、「意味がなければスイングはない」の引用をさせて頂く。


意味がなければスイングはない (文春文庫)

意味がなければスイングはない (文春文庫)

  • 作者: 村上 春樹
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2008/12/04
  • メディア: 文庫




p102〜
『スタン・ゲッツは疑いの余地なく、天才的なテナーサックス奏者だった。彼は一切のプランを持たずに楽器を手に取り、行き当たりばったりで吹いた。そしてそれはほとんどの場合、そのまま天国的に美しい、
イマジティブな音楽になった。』

スタンゲッツには、どうしようもない習慣、いや、病気があった。

ヘロイン中毒なのだ(犯罪だが‥)。

今の時代ならば、ゆるされることはないだろうが、当時のアメリカ

では、多くのジャズマン(ミュージシャンといってもいいかも)が、

ジャンキーであり、そのままステージに上がっていた。

実際、逮捕され、刑務所にも行っている。

(全員が、ジャンキーだとは思わないで下さい、それは偏見です)

スタン・ゲッツは、強い中毒であったが、ステージに上がると、

一変し、お客を魅了する音とオーラをすばらしく発散していたらしい。

http://kaicho.esm-ms.jp/article/146267944.html
    ↑
このブログでも紹介した、ベーシストのビル・クロウさんは、

スタン・ゲッツグループに1952年から一年あまり所属しており、

「さよならバードランド」でもその様子を書かれている。

ところで、僕が大好きなスタン・ゲッツさんの一枚は、

「ゲッツ・ジルベルト」


ゲッツ/ジルベルト

ゲッツ/ジルベルト

  • アーティスト: アントニオ・カルロス・ジョビン,トミー・ウィリアムス,ミルトン・バナナ
  • 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック クラシック
  • 発売日: 2003/04/23
  • メディア: CD




ボサノバの定番中の定番といってもいい。

アントニオ・カルロス・ジョビンについて書き始めると長くなりすぎる

ので、ここでは省くが、ボサノバの父であり、神にちかい。

そのジョビンさんとゲッツさんが、最高のコラボレーションしている。

有名曲の「イパネマの娘」は、この演奏にかなうものはない、

と断言してしまおう。

この2人が、1960年代のボサノバ・ブームを巻き起こしたのだ。

スタンゲッツさんは、最後はガンと闘いながらステージに立ったと

いう。

村上さんの、本によると、

テナーサックスの巨星、楽聖は、晩年のインタヴューで、

こう話しているそうだ。


「ジャズというのはね、夜の音楽(night music)なんだ。」

posted by 成長企業プロデューサー 小松弘明 at 22:00| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | JAZZ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年05月03日

村上春樹さんとジャズをくっつけて楽しもうF

僕の大好きなジャズグループに、「MJQ」という4人組がいる。

モダン・ジャズ・カルテットという。

ヴィブラフォン(木琴)のミルトジャクソンをリーダーとし、

ピアノはジョンルイス、ベースのパーシー・ヒース、ドラムの

コニ―・ケイの4人だ。

澄み切ったヴァイブの音と3人の調和が素晴らしく、

心落ち着けたいときなんかは、最適なグループだ。


ポートレイト・イン・ジャズ (新潮文庫)

ポートレイト・イン・ジャズ (新潮文庫)

  • 作者: 和田 誠
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2003/12/20
  • メディア: 文庫




の、p186〜少し引用させていただくと、

********************************僕が高校生だったころ、男性のファッションというと、なんといっても

アイヴィ・スタイルが全盛だった。というか、それ以外にはほとんど

選択肢がなかった。今でいうアメリカン・トラッドである。(中略)

当時ジャズミュージシャンといえば、みんなきたないなりをして、

クスリをやって、自堕落な生活を送っているという暗いイメージが

あったんだけれど、MJQの4人はブルックスブラザーズ風の揃いの

ダークスーツにびしっと身を包み、白いボタンダウン・シャツに、

シルクのネクタイをしめていた。鬚を小奇麗にトリムし、ハンサムで

インテリジェントだった。そして彼らのステージマナーは、大学の

先生みたいに物静かに抑制されたものだった。
*******************************

僕は、もちろん村上さんとちがい現実にそのステージや物腰を

見たわけではないのだが、ジャケットの写真や、その音そのものから

MJQの音楽性とスタイルが一致していることが感じられる。

英語でいう“スマート”という表現がぴったりなカルテットだ。

村上さんが紹介されているのは、このジャンゴという一枚。

ジャンゴ

ジャンゴ

  • アーティスト: ミルト・ジャクソン,ジョン・ルイス,パーシー・ヒース,ケニー・クラーク
  • 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック クラシック
  • 発売日: 2007/09/19
  • メディア: CD




ヨーロッパの古典の香りをジャズに吹き込んだのもMJQの特徴だ。

僕は、もちろんジャンゴは大好きだが、


コンコルド

コンコルド

  • アーティスト: ミルト・ジャクソン,ジョン・ルイス,パーシー・ヒース,コニー・ケイ
  • 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック クラシック
  • 発売日: 2007/09/19
  • メディア: CD




コンコルドが好きだ。同じテイストなので、両方聴き比べるのも

楽しいかもしれない。


余談ではあるが、僕の学生時代は「アメリカントラッド」が流行して

いた。就職後すぐは特に「背広」という語感がいやで、

友人は、「ブルックス・ブラザーズ」のブレザーを着たりしていた。

僕もご多分にもれず、アメリカントラッドがいいなとおもっていて、

当時付き合っていた家内と青山の「ブルックスブラザーズ」にブレザー

を買いにいったことがある。

ところが、当時の僕は今よりもパンパンに太っていて、どのブレザーも

あわない。店員にもっと大きなサイズを、と頼んだら、

「うちにはお客様に合うブレザーはございません」と真正面から

断られた。

今では、笑い話だが、その時は自分の体型を棚にあげ、

ずいぶんと腹をたてたことを思い出した。

ただ、今でも、僕がどんなにスマートになっても「ブルックス」では

ブレザーを買わないことだけは決めている。

僕をご存じの方はわかるだろうが、「ボタンダウンシャツ」の着用が多

いのは、僕が「アメリカントラッド」世代だからなのだ。

ブレザーではなく青山の紺のスーツの下ではあるが…(笑)


また。






posted by 成長企業プロデューサー 小松弘明 at 13:00| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | JAZZ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年05月02日

村上春樹さんとジャズをくっつけて楽しもうE

村上さんの作品の中に、「国境の南・太陽の西」という作品がある。

その中に、主人公とその恋人が学生時代にナット・キング・コールの

「国境の南(South of Border)」を一緒に聞くシーンがある。

ナット・キング・コールが歌うこの曲の記憶から、題名の

「国境の南・太陽の西」をつけたと、「ポートレート・イン・ジャズ」

に書かれている。


国境の南、太陽の西 (講談社文庫)

国境の南、太陽の西 (講談社文庫)

  • 作者: 村上 春樹
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 1995/10/04
  • メディア: 文庫




ところが、ナット・キング・コールは、「国境の南」は歌っていない

そうだ。村上さんもある方に指摘され調べてみたが、歌っていない。

「ポートレイトインジャズ」のP133〜少し引用させていただく。

*******************************
「まさか」と思ってディスコグラフィーを調べてみたのだが、

驚いたことに本当に歌っていない。(中略)

ということは、現実に存在しないものをもとにして、僕は一冊の本を

書いてしまったわけだ。でも - 強弁するわけではないけれど-

結果的には、むしろその方がよかったんじゃないかという気がしないで

もない。小説を読むというのは結局のところ、どこにもない世界の

空気を、そこにあるものとして吸い込む作業だからだ。
*******************************

村上さんらしいいいわけと思わないわけではないが、

小説を読むということを、

「どこにもない世界の空気を、そこにあるものとして吸い込む作業」

という村上さんの表現力に圧倒されて、何も云えない。

「国境の南・太陽の西」という小説は、青山で成功しているジャズバー

の経営者が、昔の恋人で今は素性が謎な女性と巡り合い…という話しで

あるが、まさに「どこにもない世界」を吸い込まされた気分になる。

ところで、肝心のナット・キング・コールだが、ポピュラーソングの

王様として有名で広く知られていると思うが、もともとは、

生粋のジャズピアノマンである。


アフター・ミッドナイト

アフター・ミッドナイト

  • アーティスト: ジョン・コリンズ,チャーリー・ハリス,リー・ヤング,ファン・ティゾール,スタッフ・スミス,ハリー・スウィーツ・エディソン,ウィリー・スミス,ジャック・コスタンゾ
  • 出版社/メーカー: EMIミュージック・ジャパン
  • 発売日: 2006/06/14
  • メディア: CD



(村上さん推薦盤と僕のお勧め盤が一致するとなんだかうれしい)

ナット・キング・コールの甘く切ない調べは、夜の帳にぴったり

あったりする。

この「アフター・ミッドナイト」は、中でもジャズ的色彩の濃い

ものといえる。

彼のピアノの歯切れのよいタッチと軽快なスイング感、

それに加え、甘さ抑え気味の歌声も同時に楽しめる珠玉の一枚である。


では、またまた。

タグ:村上春樹 JAZZ
posted by 成長企業プロデューサー 小松弘明 at 11:00| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | JAZZ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年05月01日

村上春樹さんとジャズをくっつけて楽しもうDジャズ初心者の方へ

昨夜のつづき

ビル・クロウさんは、「さよならバードランド」につづき、

もう一冊、出版されている。


ジャズ・アネクドーツ (新潮文庫)

ジャズ・アネクドーツ (新潮文庫)

  • 作者: ビル クロウ
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2005/06
  • メディア: 文庫




アネクドーツとは、「逸話」とか、「秘話」という意味である。

前作に比べ、さらにジャズマンに詳しくないとわからない部分が

多くなるかもしれないが、1940年代〜60年代のアメリカの

ジャズシーンが、よくわかる。


ジャズ・アネクドーツ

ジャズ・アネクドーツ

  • アーティスト: ジョー・コーン,ビル・クロウ,カーメン・レギオ,デビッド・ジョーンズ
  • 出版社/メーカー: ヴィーナス・レコード
  • 発売日: 1999/11/25
  • メディア: CD





これも、ビルクロウ・カルテットによる同名のCDが、

ビーナスレコードから出ている。

アネクドーツという題名とは、ちょっとちがい、

さよならバードランド同様、すごくかっこ良い。

これも僕のお気に入りだ。

ついでに紹介しておくと、ビル・クロウさんがサイドマンを務めるもの

で、僕がお薦めしたいのは、次の3枚。


スタンゲッツグループに参加していた頃の名作。

スタン・ゲッツ・プレイズ+1

スタン・ゲッツ・プレイズ+1

  • アーティスト: スタン・ゲッツ,デューク・ジョーダン,ジミー・レイニー,ビル・クロウ,フランク・イソーラ
  • 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック クラシック
  • 発売日: 2007/11/21
  • メディア: CD




ジェリーマリガングループに参加していた頃の名作

ナイト・ライツ

ナイト・ライツ

  • アーティスト: ジェリー・マリガン,アート・ファーマー,ボブ・ブルックマイヤー,ジム・ホール,ビル・クロウ,デイブ・ベイリー
  • 出版社/メーカー: マーキュリー・ミュージックエンタテインメント
  • 発売日: 1997/10/08
  • メディア: CD




これは、グループとして参加していたものかどうか僕には
わからない。ただ、マイルス・デイビスのサイドピアノを
務めていたアルヘイグとの共演でもあり、質の高いセッションだと
思う。
3枚の中では、これが一番好きである。

ジャズ・ウィル・オー・ザ・ウィスプ

ジャズ・ウィル・オー・ザ・ウィスプ

  • アーティスト: アル・ヘイグ・トリオ,ビル・クロウ,アル・ヘイグ,リー・エイブラムス
  • 出版社/メーカー: ヴィーナス・レコード
  • 発売日: 1996/02/25
  • メディア: CD




また、また。
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2010年04月30日

村上春樹さんとジャズをくっつけて楽しもうCジャズ初心者の方へ

村上春樹さんは、翻訳者としてもすごい方であることは周知の事実だ。

その中でも異色な作品といえるのが、これではないかと思う。


さよならバードランド―あるジャズ・ミュージシャンの回想 (新潮文庫)

さよならバードランド―あるジャズ・ミュージシャンの回想 (新潮文庫)

  • 作者: ビル クロウ
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 1999/01
  • メディア: 文庫




この作家は、ジャズベーシストである。
(まだ、ご存命だと思うが…)

この本の題名通り、回想録としてアメリカで出版されたものを、

村上春樹さんが翻訳されたものだ。

アルヘイグと一緒にやったり、スタンゲッツのレギュラーメンバーだっ

たり、ジェリーマリガンのレギュラーメンバーだったベーシストだ。

ビルクロウさんは、最初からベーシストであったわけではないそうだ。

いろいろな紆余曲折の後、ベースに行きつく。

貧乏きわまりない生活の中でも、音楽が大好きでたまらない様子が

面白い。


この本は、かなりジャズメンを知っていた方が楽しめると思うが、

この本にあわせて、ビル・クロウ・カルテットによる

同名のCDが発売されているので、ご紹介する。



さよならバードランド

さよならバードランド

  • アーティスト: ビル・クロウ・カルテット
  • 出版社/メーカー: ヴィーナス・レコード
  • 発売日: 2007/03/21
  • メディア: CD




日本のビーナス・レコードのプロデュースによるもので、

品質は高いものだ。

バードランドは、有名なニューヨークのジャズ・クラブだが、

ニューヨークの雰囲気が、ぷんぷんする。
(僕はニューヨークにいったわけではないが(笑))

僕は、とても気に行っている一枚である。

では、また。
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2010年04月25日

村上春樹さんとジャズをくっつけて楽しもうAジャズ初心者の方へ

昨日のつづき…

まずは、有名なピアニストの楽しみ方から。

ビル・エバンスという名前は、ご存じの方が多いかもしれないので。

ポートレイト・イン・ジャズ (新潮文庫)
和田 誠 村上 春樹
新潮社
売り上げランキング: 116877


P72〜 少しだけ本文を引用させていただく。

「ピアニスト、ビル・エバンスの有する資質の最良の部分が、ピアノ・トリオというフォーマットの中で出てきたことは、衆目の一致するところである。それも、より範囲を限定するなら、スコット・ラファエロをべーシストに迎えたピアノ・トリオということになる」

という風に始まる。

村上さんも書かれているように、ジャズファンのいわば通説のように

なっているのが、ビル・エバンスの評価だと考えて間違いない。

そして、スコット・ラファエロが、交通事故で早くになくなるので、

このトリオは、4枚のアルバムしかないのだ。

「ポートレイト・イン・ジャズ」
ポートレイト・イン・ジャズ+1
ビル・エヴァンス
ユニバーサル ミュージック クラシック (2007-09-19)
売り上げランキング: 14307
おすすめ度の平均: 5.0
5 論ずることの意味すら忘れさせる作品
5 これが嫌いな人がいるだろうか?僕はあったことない。
5 ポートレートインジャズ
5 セントラルパークに枯葉を拾いに行きたくなる
5 ビル・エヴァンスがジャズ・トリオとしてのスタイルを確立した最初のアルバム

村上さんの本の題名もここからきている(だろう)。

「ワルツ・フォー・デヴィー」
ワルツ・フォー・デビイ+4
ビル・エヴァンス
ユニバーサル ミュージック クラシック (2007-09-19)
売り上げランキング: 1918
おすすめ度の平均: 4.5
5 DSDマスタリング盤
1 ワルツをジャズに最初に持ち込んだのはマックス・ローチ。
5 「あぶない」アルバム
5 ワルツをジャズに最初に持ち込んだのはビル・エヴァンス
5 輸入版のほうが安いですが・・・


「サンデー・アット・ヴィレッジ・ヴァンガード」

サンデイ・アット・ザ・ヴィレッジ・ヴァンガード+5
ビル・エヴァンス スコット・ラファロ ポール・モチアン
ユニバーサルクラシック (2007-09-19)
売り上げランキング: 42164
おすすめ度の平均: 5.0
5 さすが。としか言えません・・・
5 『ワルツ・フォー・デビー』と双子のアルバム
5 Featuring Scott La Faro
5 聴けば聴くほど愛着がわく


「エクスプロレーションズ」
Explorations
Explorations
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Bill Evans Trio Scott LaFaro
Riverside Records (Jazz) (1991-07-01)
売り上げランキング: 1415
おすすめ度の平均: 5.0
5 陽だまりの温かさを感じる「Haunted Heart」
5 永遠のピアノ・トリオ
5 「ワルツ・フォー・デビー」の3倍美味しい
5 捉えよう次第、地味か?おいしい所どりか?
5 素晴らしい。


初心者の方であれば、この4枚を聴くだけで充分だ。

ちなみに村上さんが紹介しているのは、ワルツ・フォー・デビー。

僕の記憶にまちがいなければ、ビル・エヴァンスが姪っ子のために

書いた曲のはずだ。

僕も4枚とも持っているが、「ポーレイト・イン・ジャズ」が好きだ。


まだまだ、つづくのだが…長くなるので、また。

posted by 成長企業プロデューサー 小松弘明 at 12:00| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | JAZZ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年03月13日

土曜の午後は…

今日は、久しぶりにゆっくりとした時間があった。

午前中は、故郷にある、財)高知市文化振興事業団から依頼のあった

寄稿の原稿を書いていた。「文化高知」という小冊子に掲載される。

午後から「整体」にいってリフレッシュ!

そのあと、「床屋」にいってリフレッシュ!

その後、今一番気に入っている「スティーブ・キューン」を

聞きながら、これを書いている。

う〜ん。シャープな音がいいなあ。

題名はクラッシックだけど、JAZZピアノなんです。


亡き王女のためのパバーヌ

「亡き王女のためのパバーヌ」

twitterも始めたので、



 SBS_komatsu


このブログと連携をとれるように設定してみた。

どんな形で連携されるんだろうな。

タグ:JAZZ 整体 散髪
posted by 成長企業プロデューサー 小松弘明 at 17:57| 東京 ☀| Comment(1) | TrackBack(0) | JAZZ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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