僕の大好きなジャズグループに、「MJQ」という4人組がいる。
モダン・ジャズ・カルテットという。
ヴィブラフォン(木琴)のミルトジャクソンをリーダーとし、
ピアノはジョンルイス、ベースのパーシー・ヒース、ドラムの
コニ―・ケイの4人だ。
澄み切ったヴァイブの音と3人の調和が素晴らしく、
心落ち着けたいときなんかは、最適なグループだ。
の、p186〜少し引用させていただくと、
********************************僕が高校生だったころ、男性のファッションというと、なんといっても
アイヴィ・スタイルが全盛だった。というか、それ以外にはほとんど
選択肢がなかった。今でいうアメリカン・トラッドである。(中略)
当時ジャズミュージシャンといえば、みんなきたないなりをして、
クスリをやって、自堕落な生活を送っているという暗いイメージが
あったんだけれど、MJQの4人はブルックスブラザーズ風の揃いの
ダークスーツにびしっと身を包み、白いボタンダウン・シャツに、
シルクのネクタイをしめていた。鬚を小奇麗にトリムし、ハンサムで
インテリジェントだった。そして彼らのステージマナーは、大学の
先生みたいに物静かに抑制されたものだった。
*******************************
僕は、もちろん村上さんとちがい現実にそのステージや物腰を
見たわけではないのだが、ジャケットの写真や、その音そのものから
MJQの音楽性とスタイルが一致していることが感じられる。
英語でいう“スマート”という表現がぴったりなカルテットだ。
村上さんが紹介されているのは、このジャンゴという一枚。

ジャンゴ
- アーティスト: ミルト・ジャクソン,ジョン・ルイス,パーシー・ヒース,ケニー・クラーク
- 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック クラシック
- 発売日: 2007/09/19
- メディア: CD
ヨーロッパの古典の香りをジャズに吹き込んだのもMJQの特徴だ。
僕は、もちろんジャンゴは大好きだが、

コンコルド
- アーティスト: ミルト・ジャクソン,ジョン・ルイス,パーシー・ヒース,コニー・ケイ
- 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック クラシック
- 発売日: 2007/09/19
- メディア: CD
コンコルドが好きだ。同じテイストなので、両方聴き比べるのも
楽しいかもしれない。
余談ではあるが、僕の学生時代は「アメリカントラッド」が流行して
いた。就職後すぐは特に「背広」という語感がいやで、
友人は、「ブルックス・ブラザーズ」のブレザーを着たりしていた。
僕もご多分にもれず、アメリカントラッドがいいなとおもっていて、
当時付き合っていた家内と青山の「ブルックスブラザーズ」にブレザー
を買いにいったことがある。
ところが、当時の僕は今よりもパンパンに太っていて、どのブレザーも
あわない。店員にもっと大きなサイズを、と頼んだら、
「うちにはお客様に合うブレザーはございません」と真正面から
断られた。
今では、笑い話だが、その時は自分の体型を棚にあげ、
ずいぶんと腹をたてたことを思い出した。
ただ、今でも、僕がどんなにスマートになっても「ブルックス」では
ブレザーを買わないことだけは決めている。
僕をご存じの方はわかるだろうが、「ボタンダウンシャツ」の着用が多
いのは、僕が「アメリカントラッド」世代だからなのだ。
ブレザーではなく青山の紺のスーツの下ではあるが…(笑)
また。
posted by 成長企業プロデューサー 小松弘明 at 13:00| 東京

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